COVID-19期間中の声楽時のガイドライン(英語:Singing Guidelines during COVID-19)
PAMAが発表した声楽のためのガイドラインである。
掲載日:2020年10月9日
COVID-19期間中の器楽奏者ガイドライン(英語:Instrumental Musician Guidelines during COVID-19)
Performing Arts Medicine Association (通称 PAMA, パマ)はアメリカにある学会であり,舞台芸術家(音楽家,ダンサーなど)の医学的問題に関するサポート活動を行っている。このガイドラインは,器楽演奏時のリスク軽減のためのものである。
掲載日:2020年10月9日ドイツ音楽生理学と音楽家医学学会(DGfMM)は,器楽・声楽の教育者,音楽大学生,オーケストラ奏者,声楽家,器楽奏者,アマチュアを対象としたコロナウイルス感染に関する推奨事項を発表した。この推奨事項を書いた医師たちも音楽大学で音楽を専門に学んでいる。
この推奨事項には,音楽を演奏したり教授したりする場面において,どのようなことに気をつけたら良いのかが書かれてる。例えば,パートごと(金管楽器,木管楽器,弦楽器), 授業/レッスン時, オーケストラ演奏やアンサンブル時, 声楽(個人レッスン,合唱,アンサンブル)である。正式に日本語に翻訳された文書はない。「コロナウイルス・パンデミック時の音楽, 演奏行為にともなう感染予防のためのDGfMMの推奨事項」(日本語タイトルは赤池訳)
"Musizieren während der SARS-CoV-2-Pandemie Empfehlungen der Deutschen Gesellschaft für Musikphysiologie und Musikermedizin (DGfMM) zum Infektionsschutz beim Musizieren"←ドイツ語原版のタイトルです
著者のシュパーン教授(Prof. Dr. Spahn)とリヒター教授(Prof. Dr. Richter)は,フライブルク音楽大学(Hochschule für Musik Freiburg)とアルベルト・ルートヴィヒス大学フライブルク(Albert-Ludwigs-Universität Freiburg)が共同で設置した「フライブルク音楽家医学研究所(Freiburger Institut für Musikermedizin)」の所長たちである。(「所長たち」としたのは,この研究所は二人が所長であるため)
二人とも医学と音楽を大学で学んでおり,現在も演奏活動を続けながら主に医師として,演奏者の健康に関する予防医学教育に尽力している。この文書は,演奏を行う際,どのようなリスクがあるのかについて述べている文書である。原版はドイツ語であるが,日本語訳された文書がフライブルク音楽大学のホームページで公開されている。
・音楽家医学のためのフライブルク研究所の英語ウェブサイト
・フライブルク音楽大学のウェブサイト